canonical
canonical【カノニカル】とは、rel=”canonical”で指定したページURLが、複数の類似した内容のページURLの中で優先されるページURLと設定することができます。特に動的に作成されたWEBサイトにおいては、URLにパラメーターなどがついている同一ページが大量に発生するケースがあります。このようなケースにURLの正規化を設定するのに効果があります。
※パラメーター付URL(「?」以降の値がパラメーターとなります。)
例:http://www.example.com/product.php?item=swedish-fish&trackingid=1234567
canonicalの利用は正規化したいページのheadタグ内で以下のように記述します。
<link rel="canonical" href="http://www.example.com/" />
canonicalの設定の注意点(google)
- 複数の類似した内容のページに対する重複ページの判定や、検索結果として表示するのに最も適したページの判定を行います。
- canonicalに設定するURLは、相対パスと絶対パスのどちらのURLでも使用できますが、混乱や問題を避けるために、絶対パスのURLで記述することをおすすめします。
※絶対パス:http://www.example.com/example/test.html
※相対パス:example/test.html
- 意図的に検索結果で順位操作目的として、canonicalを設定し優先表示される可能性が高くしようという行為は望ましくありません。
- 存在しないページ、または複数の優先するページに指定されている場合は、googleでは従来のアルゴリズムを使用して優先するページの特定を行います。
- canonicalは絶対的な指示ではなく、判断するためのヒントとしてみなされますが、Googleでは可能な限りcanonicalで指定したページを追跡します。
■google webmaster公式 「rel=”canonical” 属性について」